アメリカバクの2頭

写真

京都の猛暑はつらかった

この夏は、連日の猛暑でアメリカバクのカルロス(雄)・ミノリ(雌)も食欲が落ち、日中の暑い時には、カルロスは室内の風通しの良い場所で横になり、ミノリは一日中プールに入っている姿が頻繁に見られました=写真。

南米が生息地の彼らにとっても京都の猛暑はつらかったのではないでしょうか。9月に入ってからも残暑が続いていますが、少しずつ夜間の気温も下がり、夜行性である彼らにとっても良い季節になってきたように思います。餌として与えている樹木のシラカシやツバキなどをしっかりと食べるようになりました。

秋の夜間開園には夜行性である本来の様子をぜひとも見にご来園ください。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。