ケープハイラックス舎の工事

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繁殖は我慢、でもそばに

繁殖期に雌雄を分けて飼育できるよう、ケープハイラックス舎に仕切り柵を設置しました=写真。今までは繁殖管理のため雌の発情中は寝室に隔離しなければなりませんでしたが、仕切り柵があれば広くて日光が当たる展示場でお互いが見える状態のまま過ごすことができます。

2020年生まれのサンゴ(雌、2歳)とミロ(雌、2歳)も妊娠できる年齢になったため、今後は母親のポテチ(雌、7歳)と合わせて3頭を雄と隔離することが必要になりますが、仕切り柵のおかげで寝室に隔離せず展示場でご覧いただけます。メスの発情期以外は仕切りの扉を開放して雌雄混合で飼育します。ご来園される際は是非ケープハイラックス舎をのぞいてみてください。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。