非繁殖期のツシマヤマネコ

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暑さ避け、日陰でまったり

ツシマヤマネコの繁殖期は冬から春で、夏になると繁殖期は終わり、ゆったりと過ごしています=写真。暑さのため日陰で休んでいることが多いのですが、先日、リョウ(9歳)のグラウンドにセミの羽が散らばっていたことがあり、セミを捕らえて食べているようでした。

非繁殖期には、次の繁殖期に向け準備を進めます。7月には健康診断を行いました。今後は体重などの健康管理や、移動に向けてケージに入るトレーニングなどを行います。

また、担当者は全国の飼育園と会議を行い、来シーズンに向けてより良いペアリングや雌雄同居の方法などを話し合っています。来シーズンは、繁殖してくれることを願っています。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。