おじいさんキイチのケア

写真

はしごやスロープ ゆったりと

ツシマヤマネコのキイチは今年5月で16歳になりました。だんだん足腰が弱くなってきて、以前は簡単に飛び乗っていた高さ50センチくらいの切り株によっこらしょという感じで登るようになったり、毛づくろいも上手にできなくなって腰からお尻にかけて毛玉ができたりするようになりました=写真。

そこで、おじいさんキイチに優しく、かつ行動範囲は少しでも広げられるように、グラウンドのいろんな所にはしごやスロープをつける計画を進めています。毛玉も、担当者がブラシで毛をとかしながら少しずつ取り除いているところです。今後もキイチをケアしながら、のびのびと生活してもらえるようにしていきます。
(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。