心境の変化?少し穏やかに
当園で暮らすアジアゾウの中で最年長の美都(雌・推定52歳)=写真右。若いゾウに負けないぞ!と言わんばかりに餌の争奪戦をしていた美都も、最近は少し穏やかになったようです。隣の春美カムパート(雌12歳)に乾草を取られても、取り返すことなく並んで食べている姿をよく見かけます。
しかし、寝室に帰ってからの食欲は旺盛で、8年前に若ゾウたちがラオスから来園した頃より多くの量を食べています。歳を重ねても食欲が衰えない姿に担当者も安心しています。そんな美都をお祝いするイベント「美都の日」を10日に実施します。当日は午後3時からゾウ舎の室内観覧エリアで行いますので、ぜひご来園ください。(京都市動物園)
京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。