1989年2月5日(日)~12日(日) 冬の北海道・その4

時代が昭和から平成に変わって、およそ1ヶ月経った頃、周遊券を手にして真冬の北海道を旅した。
 この時は、京都駅から東海道新幹線に乗って東京へ行き、上野駅から札幌行きの寝台特急「北斗星3号」に乗った。

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まだ夕方の時間帯だったが、上野駅のホームに青い車体のブルートレインが滑り込んできた。

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先頭には真っ赤なEF81が連結されていて、その車体横には「流れ星」が描かれていた。

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翌朝、到着した札幌駅では、稚内行きの急行「天北」が出発を待っていたが、その後部にはリゾート列車の「アルファコンチネンタルエクスプレス」が連結されていた。

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781系の特急「ホワイトアロー」、キハ183系の特急「北斗」が札幌駅を発着していた。

旭川まで特急で移動し、そこからはキハ40系の普通に乗って名寄へ向かう。

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途中の蘭留駅で、対向列車待ち合わせのため停車。単線なので、こうした行き違いが何度もある。

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乗車した普通列車には、マイタウン列車「かえで」の愛称名が付いていた。

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貨物列車の姿も多く見られ、DE10とDD51という組み合わせの重連も見られた。

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名寄駅に到着。真冬だというのに、ホームにある自販機で冷たいコーラが売られているのが、どこか滑稽に感じられた。
 その奥では、屋根に上って雪下ろししている人たちの姿も見えていた。

名寄から深川まで深名線に乗車した後、再び札幌に戻る。

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この日の夜は、札幌発、稚内行きの夜行急行「利尻」のお世話になった。2日連続となる夜行列車の「車中泊」ではあった。

鉄道関連ニュース

京都新聞の撮り鉄カメラマン“カジやん”が、1978(昭和53)年から現在に至るまで、京都を中心に日本全国で撮影した鉄道写真を紹介します。

注*掲載写真の中には、現在は地形などの変化で撮影することができない場所や、撮影対象そのものが存在しなくなったものも含まれます。必ずしも現状とは一致しませんので、あらかじめご了承ください。