キリンの糞中に寄生虫

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薬をカプセルに詰めて

京都市動物園では、6頭のキリンを飼育しています。以前から、イブキ(雄・7歳)、カブト(雄・2歳)の軟便が継続していたため、検便を実施したところ糞(ふん)中に寄生虫が見つかりました。

寄生虫が見つかると、体内の寄生虫を駆除する駆虫薬を与えるのですが、薬をすんなりとは飲んでくれません。リンゴにまぶして与えてみたり、キリンの好きな枝葉にまぶして与えてみたりしましたが食べてくれません。

そこで、薬をカプセルに詰め粒状の餌に混ぜて与えみると、薬に気付いていないのか、気にせずに餌と一緒に食べてくれました=写真。薬をカプセルに詰めるのは少し手間ですが、薬を飲んでくれる方法が分かって一安心です。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。