キリンに日陰を

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寒冷紗張り 涼しく

連日、災害級の猛暑となっている今夏、アフリカ原産のキリンといえど、この時期の直射日光は体に堪えるようで、日中はよく日陰に入っているのを見かけます。しかし、当園のキリンの放飼場は樹木が少ないため、狭い日陰に数頭が身を寄せ合っており、それはそれで暑苦しそうでした。

そこで少しでも日陰の面積を増やそうと、放飼場の一部に寒冷紗(かんれいしゃ)を張ることにしました。キリンがかじったりしないよう、キリンの頭より高い位置に設置しなければなりません。

はしごで5メートルを超える高さにまで登り、担当者皆で汗だくになりながら張ったおかげで、キリンたちはゆとりを持って涼めるようになりました=写真。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。