ナマケモノに日光浴を

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夏はクジャク舎に移動

毎年夏になると熱帯動物館のフタユビナマケモノはクジャク舎に移動します。熱帯動物館では室内に紫外線灯をつけていますが、それでは不十分なため、夏の間は屋外に移動し、日光浴をさせています。

フタユビナマケモノは前肢に2本、後肢に3本の指があり、指にある長い鉤爪(かぎづめ)をひっかけて移動します。体毛は茶色い地味な色をしており、じっとしていることで外敵から身を守っています=写真。

ナマケモノは1日のうち多くの時間を休んでおり、エサを食べる時と排便の時以外は木の上で休んでいます。フタユビナマケモノはクジャク舎ではご覧になりにくくなりますが、ぜひ探していただきたいと思います。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。