ツシマヤマネコの繁殖

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警戒心強く交尾はまだ先

ツシマヤマネコの繁殖期は冬から春にかけてです。今シーズンも繁殖に取り組んでおり、リョウ(雄・9歳)とユイ(雌・6歳)、サスナ(雌・2歳)のペアリングを行っています。リョウとユイの相性は悪くありませんでしたが、同居などの刺激で、ユイは交尾をしないまま排卵してしまいました。

リョウとサスナのペアは、サスナはまだ環境やオスに慣れていないようで、警戒心が強い印象です=写真。どちらのペアもまだ交尾には至っていませんが、サスナがリョウに少しずつ慣れてくれるように同居を継続しています。ユイの発情は4月ごろに回帰すると思われますので、ユイとも再度同居を行い、繁殖を目指します。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。