冬眠明けのカメたち

写真

日光浴など活動的に

4月になりました。寒かった冬も終わり、ニホンイシガメとクサガメたちが少しずつ動き出し、日光浴を始めています=写真。冬眠中は餌を食べず、冬眠用に水に沈めた稲わらの中で過ごしていました。冬でも暖かい日には日光浴をする姿を見かけました。冬眠明けの目安は水温が15度くらいになった頃。水中の稲わらを片付けて餌を与え始めたり、暖かい時期だけ水禽舎で過ごす個体を引っ越しさせたりと、カメの活動に合わせて飼育担当者も動きます。

また、カメ池のそばには桜の木があり、桜が満開の時も、カメたちが散った花びらのプールで泳ぐ時も絵になります。春はぜひ、おとぎの国のカメ池まで足を運んでみてください。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。