イチモンジタナゴの引っ越し

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稚魚が成長、水槽手狭に

今年の初夏に生まれたイチモンジタナゴの稚魚たち。全長1センチにも満たなかった体は約5カ月で4~5センチになり、一番大きな個体は5・6センチにまで成長しました。名前の由来である「一文字」の模様もうっすら出てきています。

これまでは長さ90センチの水槽で飼育していましたが、それも少々手狭に。水槽の大きさは魚の成長にも影響するので、狭い所に長く置くわけにはいきません。イチモンジタナゴたちがのびのびと成長できるよう、家庭の浴槽より一回り大きい大型水槽へ引っ越しさせました。

大型水槽は屋外にあるため、これから厳しい寒さにさらされることになりますが、来年の繁殖に向けてさらに大きく立派になってくれることを祈ります。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。