巣から出てスイスイと
今年1月4日にフンボルトペンギンのひな=写真手前=が誕生しました。昨年にも繁殖したタカ(雄5歳)とセリ(雌5歳)の子です。ただ今回のヒナは、体重が少しずつしか増えず、正直ちゃんと大きくなれるか心配でした。しかし今では3キロを超え、ほぼ大人と同じサイズになりました。
ペンギンのひなは危険回避のため、ある程度大きくならないと巣外に出てきませんし、泳ぐこともできませんが、最近では巣から出て、プールで泳ぐ姿も見せてくれます。まだ、親から餌をもらっているのですが、朝、夕のごはんの時間に合わせてみんなと泳ぐことが多いです。たまに姉のラコ(11カ月)=同右奥=に追いかけられたりしますが、頑張って泳いでいます。これからの成長が楽しみです!(京都市動物園)
京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。