稚魚、3年ぶりにふ化
今年で4年目を迎える「守れ!イチモンジタナゴプロジェクト」。これは当園周辺でも普通に見られた絶滅危惧種イチモンジタナゴを、市民とともに保全していく活動です。
今回は4月から8月まで、12名のメンバーで取り組みました。園内の池に生息するブルーギルなど外来生物の駆除や、近くを流れる白川での生物調査など、普段できない体験を通してタナゴの保全について真剣に話し合いました。
また、毎年設置する水槽で今年は3年ぶりに稚魚がふ化したのもうれしいニュースでした。今後も、もっとイチモンジタナゴのことや身近な環境について多くの人に知ってもらい、楽しく学べる活動を考えていこうと思います。(京都市動物園)
京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。