高齢サルのセカンドライフ、「老猿ホーム」でのんびり

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アカゲザル

アカゲザルの年寄り4頭は、若者のスピードについていけず食い負けたり、段差の多いサル島での生活に支障が出始めたため、類人猿舎の一角に設けた「老猿ホーム」で暮らしています。中でも最長老のイソコ=写真左から2頭目=は、4月に40歳になりました。

アカゲザルの飼育下での平均寿命は26~30歳とされ、40歳は記録的な長寿と言えます。イソコや他のおじいちゃん、おばあちゃんたちは、のんびり散歩やひなたぼっこをするのが日課です。

ここではたくさんの木々や草が生い茂り、気が向くとちぎって食べたりしています。毎日みんなで散歩した結果、細い「獣道」ができました。こうして、のんびりとセカンドライフを満喫しています。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。