美都の歩行の様子

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右前肢くじく? 回復支える

先週からアジアゾウ・美都(雌、推定51歳)の歩き方=写真=が気になっています。

どうも普段からそりの合わない冬美トンクン(雌、14歳)をグラウンドで追い回していた時に、右前肢をくじいたようです。しばらくは部屋の中で安静にさせていたのですが、日に日に回復してきたので、今では他のゾウたちと一緒に外に出しています。

体の大きなゾウにとって脚のけがは、時に命に関わります。そのため飼育員や獣医師が経過を観察しながら診察や投薬を行っています。

当の美都は、私たちの心配をよそに小走りすることがありますが、それだけ回復してきている証拠でしょうか。今後も早く治るようサポートしていこうと思います。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。