2008(平成20)年の11月、所用で富山へ向かうことになった。
京都駅から特急「サンダーバード」を利用することにしたが、その京都駅に着いて、ふと関空特急「はるか」が発着するホームに目をやって驚かされた。
そこには、なぜか特急「北近畿」のヘッドマークを掲げた旧485系の183系が停車していたのだった。
富山駅は、北陸新幹線の建設に伴い、高架工事が始まっていたが、この時に訪れた際は、まだ地平ホームだった。
「サンダーバード」にも使われている683系の特急「しらさぎ」がホームに停車していた。
国鉄時代からの485系も、この当時は、まだまだ健在だった。
1978(昭和53)年9月末まで大阪に乗り入れていた特急「北越」と久しぶりに再会した。
ちなみに、旧国鉄の特急が「絵入りマーク」になったのは正式には1978年10月からだが、実際には8月半ば頃から「絵入りマーク」で走っている姿が見られた。
大阪乗り入れが廃止になる直前の特急「北越」も、絵入りマークで走っている姿を東海道線の山崎付近で1978年の9月中旬に見た記憶がある。
旧国鉄といえば、475系を改造した413系の姿も見られた。
この413系も、見る度に塗色が変わったりしたが、JR西日本に所属する車両は既に姿を消しており、譲渡先の第三セクター鉄道で、僅かに残るだけとなってしまっているようだ。
注*掲載写真の中には、現在は地形などの変化で撮影することができない場所や、撮影対象そのものが存在しなくなったものも含まれます。必ずしも現状とは一致しませんので、あらかじめご了承ください。