1978年1月16日(月・振替休日) 京都駅・その3

初めて「鉄道写真を撮る」という目的を持って京都駅を訪れたのが、1978(昭和53)年1月16日のことだった。
 母親から借りたカメラにモノクロ(白黒)フィルムであるフジ・ネオパンSSを詰めて、市電に揺られて国鉄の京都駅へ向かったのだった。

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当時、京都駅1番ホームの東端にあった引き込み線に、いつもEF58が止まっていた。この日は、荷物車も隣の線に止めてあった。

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その1番ホームに、西鹿児島発、京都行きの583系寝台特急「明星」がやって来た。

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当時、大阪と九州を結ぶ夜行列車が数多く運転されていたが、いつも1本だけは京都まで運行されている列車があった。この「明星」も、その後、「なは」に変わり、さらに583系からブルートレインに変わった後、「あかつき」と併結になって、関西と九州を結ぶ最後の夜行列車となって、2008(平成20)年春の廃止の日まで走り続けた。

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同じ1番ホームを西の端まで移動すると、山陰1番ホームに変わるのだが、この日は貨物列車がホームに止まっており、DD13の初期型が機回しを行っていた。

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向かい側では、郵便電車であるクモユ141の姿もあった。関西地区のクモユ141は10両が宮原電車区に所属していたが、この年の秋に全車が長野に転属になったので、この時が関西において最初で最後に目にした機会になった。

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郵便車も連結された荷物列車も数多く走っており、EF58が獅子奮迅の活躍を見せていた。

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1番ホームに荷物列車が入っており、荷物の積み下ろしをしていたので、そのタイミングだけは特急も2番ホームを使っていて、この時は大阪発、青森行きの特急「白鳥」が2番ホームを利用していた。

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1番ホームには、色々な方面に向かう列車が発着しており、大阪発、長野行きの特急「しなの」もその一つだった。

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他には、伊勢志摩方面に向かうキハ28・58系の急行「志摩」などもあった。

京都新聞の撮り鉄カメラマン“カジやん”が、1978(昭和53)年から現在に至るまで、京都を中心に日本全国で撮影した鉄道写真を紹介します。

注*掲載写真の中には、現在は地形などの変化で撮影することができない場所や、撮影対象そのものが存在しなくなったものも含まれます。必ずしも現状とは一致しませんので、あらかじめご了承ください。