2006年2月7日(火) 京都駅

鉄道写真を撮り始めた小学生の頃、夜の京都駅と言えば、ひっきりなしに寝台特急=ブルートレインが行き交う、鉄道ファンにとっては甘美な時間が過ごせる場所でもあった。
 その後、夜行列車が次々と姿を消していき、いつの間にかブルートレインも数えるほどしか見られなくなり、遂には姿を消してしまった。

2006(平成18)年2月の夜、京都駅を訪れた。初めて夜中の京都駅に撮影に出掛けたのが、1978年7月のことだったから、この時で28年の月日が経っていたが、その間に京都駅を通過する夜行列車の本数は10分の1以下になってしまっていた。

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工事用にレールなどを輸送する、いわゆる「工臨」と呼ばれる編成が、DD51のプッシュプルでやって来た。

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デジタルカメラの性能が上がり、高感度でも昔からは考えられないほど綺麗に映るようになり、フラッシュや三脚無しでも撮影が可能になっていた。

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夜といえば、夜行列車と並んで多いのが貨物列車である。

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東京方面に向かう列車に続き、北陸から日本海縦貫線に向かう列車もやって来る。

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珍しい「貨物電車(M250系)」も姿を見せた。東京と大阪を最速で結ぶ貨物列車だが、色々と問題があるのか、一度登場したきり、その後の増備は無かった。

鉄道関連ニュース

京都新聞の撮り鉄カメラマン“カジやん”が、1978(昭和53)年から現在に至るまで、京都を中心に日本全国で撮影した鉄道写真を紹介します。

注*掲載写真の中には、現在は地形などの変化で撮影することができない場所や、撮影対象そのものが存在しなくなったものも含まれます。必ずしも現状とは一致しませんので、あらかじめご了承ください。