2008年2月22日(金) 東海道線・西大路-向日町

2008(平成20)年の春、関西と九州を結ぶブルートレインが姿を消すことになった。最後の列車になったのは、京都を発着して、熊本と長崎を結んでいた寝台特急「なは・あかつき」だった。
 2月末、廃止まで1ヶ月を切った「なは・あかつき」を撮影に出掛けた。高校生の頃、自転車に乗って撮影に行ったこともある東海道線の西大路-向日町間にある踏切へ、あの時と同じように自転車で行った。

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最初に姿を見せたのは、283系「オーシャンアロー」だった。京都から新大阪を経由して南紀白浜方面へ直通する特急である。

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新快速に快速に、223系が何本も通り過ぎて行く。かつては新快速と言えば専用車両だったが、いつ頃からか、快速などと同じ車両がメインに使われるようになってしまった。もちろん、その方が「効率」という面では良いのだろうが…。

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かつては見飽きるほど走っていた103系も、いつの間にか見られなくなり、今では207系が幅を利かせるようになっていた。

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登場から20年が経った221系も、まだ活躍していた。が、既に銀色のステンレス製車体の車両が増えてきており、車体全体に色が塗られた車両が逆に珍しくなってきてしまった。

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やっと、目的の「なは・あかつき」がやって来た。車体はくたびれており、終焉が近いことを感じさせたが、子どもの頃から見慣れたブルーの車体が姿を消してしまうのかと思うと、少し寂しい気持ちがした。

京都新聞の撮り鉄カメラマン“カジやん”が、1978(昭和53)年から現在に至るまで、京都を中心に日本全国で撮影した鉄道写真を紹介します。

注*掲載写真の中には、現在は地形などの変化で撮影することができない場所や、撮影対象そのものが存在しなくなったものも含まれます。必ずしも現状とは一致しませんので、あらかじめご了承ください。