2010年9月18日(土) 北陸線・田村-長浜

毎年、春と秋、そして冬になると、滋賀県の湖北路をSL「北びわこ号」が走るようになって、もう何年が経つだろうか。
 長らくC56-160号機がメインのけん引機だったが、昨年(2018)に引退したため、その後はD51-200号機や、C57-1号機がけん引することとなった。

というか、非力なC56が、よくも5両編成の客車列車を引っ張っていたものだな~とは思う。まあ、SLにスピードを求めている人はいないだろうが。

2010(平成22)年の9月、その年の秋季運転の初日に、北陸線の田村-長浜間に広がる田園地帯にてカメラを構えた。

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京都方面から直通してくる「新快速」の大半は、米原駅で分割されるため、この辺りを走っているのは4両編成という短さ。

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ところが、普通列車で10両編成が来ることもあるから分からない。

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かと思えば、2両編成の普通も…。

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この区間では、特急は「しらさぎ」が昔から走っている。が、よく考えたら、昔は「加越」も走っていたのだった。いつの間にか無くなっていたらしく、調べたら2003(平成15)年9月末をもって「しらさぎ」に統合されていた。
 しかし、特急「サンダーバード」と同じカタチをしている上に、正面にヘッドマーク等は無いので、今では一見しただけでは、特急の種類が分からなくなってしまった。

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この日は猛暑で、超望遠レンズだと陽炎で揺れて、ピントの位置が分かり難かった。そんな中、SLの汽笛が聞こえたが、よりによって、反対側の普通列車がカブってしまい、一瞬、焦ってしまった。
 幸いなことに、SLの方が遅かったので、無事に反対側の列車の方が通り過ぎてくれた。

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平坦区間なので、発進時を除けば、SLの煙は殆ど出ていない。

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撮影している、こちらも猛烈に暑いので、運転台の方は、もっと暑いだろうなと思った。

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自分の近くにいる家族連れが手を振ると、機関士さんも手を振り返してくれた。

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本当は茶色の旧型客車の方が良いのだが、今となっては、このブルーの12系客車ですら、貴重な存在になってしまった。

京都新聞の撮り鉄カメラマン“カジやん”が、1978(昭和53)年から現在に至るまで、京都を中心に日本全国で撮影した鉄道写真を紹介します。

注*掲載写真の中には、現在は地形などの変化で撮影することができない場所や、撮影対象そのものが存在しなくなったものも含まれます。必ずしも現状とは一致しませんので、あらかじめご了承ください。