猛獣脱出対応訓練
動物園では万が一に備え、毎年猛獣脱出対応訓練を実施しています。今年は新たにオープンした京都の森エリアでクマが脱出した想定で訓練しました。
京都の森エリアは、園路が曲がりくねり、樹木もたくさん植わっています。逃げ出した動物を囲い込むことが難しく、今回はネットや工事用バリケードを用いて、事前に練習まで行いました。
当日は授業で来ていた京都精華大の学生に逃げたクマに扮(ふん)してもらったり、園内業者や警察、消防の皆さんにも協力していただきました。
最後は、獣医師が麻酔銃をクマの的に命中させ、無事動物舎に収容しました。今後も迅速に行動できるよう、訓練していきます。
京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。