ナミ、繁殖への道

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その気になったら同居ね

レッサースローロリスのナミ(雌)は、昨年の4月21日に繁殖を目的として来園しました=写真。雄のノイと何度か同居を試みたのですが、ナミがノイを追い立ててしまい、なかなか交尾につながりませんでした。

そこで現在は、ナミの発情周期を予測し、発情時のみ同居を行うという方針をとっています。レッサースローロリスは発情時に陰部が少し赤くなり腫脹してくるので、それを指標に周期を予測しています。ナミは大好物のコオロギを見せると近寄ってきて、捕獲しなくても陰部を確認できます。

みなさまが来園した際に同居を行っている場合もありますので、温かく見守っていただけると幸いです。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。