葉を入れてみました

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アナグマの生活豊かに

ニホンアナグマのグラウンドに、寄付でいただいた剪定枝の葉の部分を集めて入れてみました。

当園には、イタ(雄)とフク(雌)という2匹のアナグマがいるのですが、餌を葉の中に隠すと2匹とも一生懸命探して食べます。アナグマは嗅覚がとても良いので、においで探し出して食べることができます。餌をそのまま置いておくとすぐに食べてしまうので、葉は、食べる時間を延ばすのにとても良い材料になっています。

また、餌を食べた後も葉を寄せてベッドを作って寝るなど、葉はアナグマの生活を豊かにするのにとても役立っています=写真。これから落ち葉がたくさん出る季節なので、また集めて入れてみたいと思います。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。