ダイモンの体調不良

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肝機能低下で投薬治療

ヤブイヌのダイモン(9歳、雄)が、10月下旬に体調を崩してしまいました。元気がなく、以前から見られていたてんかん発作が再発しました。

血液検査で肝臓の機能が弱っていることが分かり、投薬治療を行いました。その結果、検査で異常だった数値はほぼ正常に戻り、レントゲンやエコー検査でも異常は見られず、毎日餌もよく食べ元気に過ごすようになりました。

ヤブイヌの野生下での寿命は10年とも言われ、1月でその年齢になるダイモン。体毛も白くなり、年をとったなという印象ですが、元気に長生きしてほしいと思います。これから寒くなりますが、ダイモンが体調を崩すことがないよう、見守っていきます。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。