ナマケモノの夏のリゾート

写真

屋外でよく動き食欲旺盛

昨年から気温が高い時期には屋外のクジャク舎で過ごすようになったフタユビナマケモノのパチパチ(雄、年齢不明)=写真。ナマケモノが生活できる温度域は諸説ありますが、当園では最低温度が20度を超えると屋外に移動するようにしています。

クジャク舎でのパチパチは、室内にいた時よりもよく動き、食欲も旺盛です。広々とした場所で、夏のリゾートに来たかのように活発に動き回っています。日中は生い茂った葉っぱの中で寝ている事が多く、どこにいるか全く分かりません。

パチパチを見つけるチャンスもあります。午前中、ツル舎側から見た正面と、ゾウのグラウンド側から見た手前左側に餌を引っ掛けているので、食べにくる確率が高いです。ぜひ探してみてください。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。