キイチのサンルーム

写真

くつろぐ足裏も見られる

ツシマヤマネコのキイチ(雄、14歳)は高齢です。京都の厳しい冬の寒さを和らげるために、これまでにもいくつかの工夫をしていますが、今年は新たに寒風を防ぐサンルームを設置しました。

今回、サンルームとして使ったのは、おとぎの国で、スッポンの水槽として使っていた透明ケース=写真。スッポンが野生復帰し不要になったため、再活用しています。

ケースを置いた場所は、来園者が下からのぞくことができるオーバーハング。中に入っているキイチの足裏も見ることができます。これから徐々に暖かくなる時節ですが、サンルーム内で暖を取るキイチの様子は、まだしばらく見られるかもしれません。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。