繁殖担う唯一の雄ゾウ

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成長示す立派なキバ

今月25日に9歳の誕生日を迎えるアジアゾウの秋都トンカム。園にいる5頭の中で唯一の雄ですが、今後、繁殖を担うゾウとしてたくましく成長してきました。

その証しのひとつが立派な「キバ」です。アフリカゾウは雌雄とも大きなキバを持っていますが、アジアゾウの場合、雌のキバは小さく、見た目には気づかないこともあります。そのため、秋都トンカムは他の4頭と並んでもひときわ、キバが目立つのです。

そんな彼のキバも、6年前にラオスから来たころには、わずか15センチ程しかありませんでしたが、今では50センチにまで伸びました=写真右。ご来園の際には自慢のキバを目印に彼を探してみてください。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。