29年ぶりにシロフクロウのひな誕生

20190719zoo

1週間かけて4羽ふ化

シロフクロウのひなが4羽誕生しました。4年前にもふ化しましたが、すぐに亡くなったので、順調に育つのは実に29年ぶりのことです。

6月8日に最初のひなが生まれ、4羽目がかえるまでに約1週間かかりました。体格に差があるのはそのためです。母親のイリーナが卵を抱き始めると、父親のイワンは巣を守るため飼育員を激しく威嚇してきました。さらに、ひながかえると両親から攻撃を受ける羽目に…。

愛情深い親鳥たちに守られて4羽ともすくすく育ち、はじめは口移しでもらっていた餌のマウスも今では自分から取りに行き、丸のみにしています。あっという間に成長するので、早めに会いに来てくださいね。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。