グレビーシマウマ、同居再開

20190517zoo

絶滅危惧繁殖へ挑戦

グレビーシマウマのミンディー(雌・5歳)=左=とナナト(雄・6歳)=右=の同居を再開しました。目的はもちろん、繁殖です。

世界最大の野生馬であるグレビーシマウマは頭数が減少し、絶滅危惧種に分類されています。全国の動物園でもわずか22頭しかおらず、動物園間で個体の貸し借りを行い、積極的に繁殖に取り組んでいます。

これまでの同居では、ナナトがミンディーにマウントするところまでは良かったのですが、交尾には至らず…。今後はキリンも含めた同居を続け、問題なければ一般公開したいと思っています。彼らの妊娠期間は13~14カ月。うまくいけば、来年には元気な子馬が生まれるかもしれません。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。