レッサーパンダの赤ちゃん

20180713ZOO

3回目の出産、順調に成長

レッサーパンダのジャスミン(7歳)が、6月21日の夜中に赤ちゃんを産みました。ジャスミンにとって3年ぶり3回目の出産。過去2回はともに双子を産んだのですが、今回は1頭で、そのためかこれまでの赤ちゃんよりかなり大きめの印象があります。

野生では樹木の洞や岩の隙間を巣にして子どもを産み育てるのですが、当園では木箱を巣代わりにしています。産後、母親は子どもを守ろうと神経質になるため、赤ちゃんの様子は巣に仕掛けた小型カメラの映像を見るしかありません。

ただ、生まれた時と比べ明らかに大きく、全体に白かった毛色も目の周りや腕は黒く、背中は茶色になり、順調に「レッサーパンダ」に育っています。

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。