シジュウカラの“親子愛”

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野生の幼鳥へ網越しに餌やり

京都の森エリアの野鳥舎で暮らすシジュウカラ(雄4歳)は、餌のミルワームやエビが大好き。餌の時間になると、待ちきれずにカゴからつまみ食いをしたり、飼育担当者の周りを飛んでせかしてきたりします。

そんなシジュウカラですが、最近、園内に来る野生のシジュウカラの幼鳥へ、自分の子だと思っているのか、網越しに餌を与える姿が見られます。与えているのは、大好物のエビかミルワーム。

自分の好きなものをあげる姿がすてきです。野生のシジュウカラも餌をもらえると分かっているようで、時間になるとさえずりながら待っていることも。

運が良ければ、園と野生のシジュウカラとの「親子愛」が見られるかもしれません。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。