冷やし牧草始めました!?

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アジアゾウ、そばのような食べ方発明

猛暑日が続いた京都の夏。アジアゾウの冬美トンクン(雌・10歳)が、変わった行動を取りました。動物舎内で与えている牧草を、水に浸してから食べるようになったのです。

部屋の外にある水飲み用の水槽に、鼻でつかんだ牧草をドボンと浸けて、ビチャビチャになった牧草をおいしそうに食べるのです。水槽から遠くに置いてある牧草も、わざわざ近くに持ってきて、何度も同じようにして食べていました。

牧草を少しでも冷やしてから食べたいのか、その光景はまるで、私たちがおそばやつけ麺を食べるときのようでした。皆さんも当園で動物たちをじっくり観察して、おもしろい行動を探してみてください!(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。