時間かけ良好な関係築く

20180406zoo

美都と子ゾウたち

ラオスから子ゾウたちが来園して3年5カ月がたちます。美都(雌・推定47歳)=写真左=がグラウンドに出るまでに丸2年、美都と子ゾウが柵越しに顔を合わせてお互いに慣れるまでにさらに1年5カ月かかりました。

今では、鼻と鼻を絡めてあいさつするなどゾウ本来の親和的な行動も観察され、良好な関係を築いています。そこで月1度、時間を決めて同居を行うことにしました。

美都は寒かったり、お腹が減っていたりすると、イライラからか子ゾウを追い払う動きを見せますが、それ以外では穏やかな一面も見せてくれています。
今後もゾウたちのペースに合わせながら、少しずつ同居の時間を延ばしていく予定です。

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。