竹筒に虫を入れ餌やり

飛べなくなったアオゲラ

160318

「京都の森」の野鳥舎では、アオゲラというキツツキの仲間が暮らしています。

けがをして野生鳥獣救護センターに持ち込まれ、元気になりました。しかし飛ぶことができないため、園で飼育することになりました。ここでは、アオゲラも含め10種22羽の鳥が暮らしています。

アオゲラの主な食べ物は、木の中の小さな虫など。丈夫なくちばしで木をつついて穴を開け、長い舌で虫をつり出して食べます。

動物園ではコオロギやミルワームなどを餌として与えていますが、虫は他の鳥にも大人気です。そこで、細い塩化ビニール管にミルワームを、穴を開けた竹筒にコオロギを入れて、確実に餌が食べられるようにしています。

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。