「水禽舎」のカモ

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色とりどり“勝負服”

京都の森の「水禽(すいきん)舎」にはカモたちが暮らしています=写真。多くのカモは雌雄で羽の色が違うのをご存知でしょうか。カルガモのように同じような色をしている種もありますが、多くのカモの雌は茶色など地味で目立たない色、逆に雄は繁殖期に雌に求愛するための、派手な色や模様の羽色で、それは彼らの“勝負服”とも言えます。

まさに今繁殖期の水禽舎では、胸はウロコ模様、頭はナポレオン帽を被ったようなヨシガモや、白黒のモノトーンの羽色に“まげ”のような冠羽があるキンクロハジロ、赤・青・緑・橙色と鮮やかなオシドリなど、色とりどりのカモたちをご覧いただけます。ぜひお越しください。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。