おとぎの国の夏対策

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扇風機って涼しいなぁ

先日、おとぎの国のヤギやヒツジたちの収容舎の扇風機をつけ始めました=写真。梅雨が短かったこともあり、例年よりも半月以上早い稼働です。

京都は盆地特有の気候で、夏は気温だけでなく、湿度も高いので、動物たちにとっても過酷です。ヒツジは、品種改良により換毛しないため、毎年暑くなる前の5月に毛刈りをし、夏の暑さに備えます。少しでも温度を下げるために、屋外展示場に寒冷紗(かんれいしゃ)を張り日陰を増やしたり、昼間には何度も打ち水をしたりします。

また、夜はなるべく風通しが良くなるよう収容舎のシャッターを閉めず、扇風機を回して熱帯夜をしのいでもらっています。ヤギたちができるだけ快適に過ごせるようこれからも工夫していきたいです。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。