クロエリセイタカシギ

写真

目立ってきた「老い」

クロエリセイタカシギの寿命は、野生下で約10年、飼育下で約20年と言われていますが、京都の森・野鳥舎で暮らすマダム(雌)=写真左=は22歳!。クロエリセイタカシギの体重は約170グラム、足がストローくらい細いきゃしゃな鳥で、22年も生きていることはすごいと感心します。

そんな高齢のマダムですが、最近、「老い」が目立つようになってきました。かかとの関節が曲がり、同居するムッシュ(雄、17歳)=同右=と比べ背が低くなりました。

また、以前は担当者と一定の距離をとっていましたが、距離感がつかめないのか、かなり近くにいることも。座っている時間も増えましたが、食欲は変わらず旺盛です!。少しでも長生きしてくれればと思います。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。