フラミンゴの治療

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足の裏に炎症、一段落

片脚を地面に付けるのをためらい、痛そうに歩くことが増えた雌のベニイロフラミンゴを見つけました。調べると、足の裏に炎症が起こり、コブのように腫れる趾瘤(しりゅう)ができていました。

梅雨が明け、固くなったグラウンドを歩き、脚にさらに負担をかけてしまったのでしょう。コブの周りには出血も見られ、水に浸かるのも嫌な様子でした。

治療を行うとともにグラウンドには新しく砂を足し、固くなった土も耕して地面全体を柔らかく整備しました。治療が一段落して約1カ月。柔らかな地面づくりが功を奏し、現在は脚を痛がる仕草もなく、群れの中で暮らしています=写真。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。