ハイラックスにおからを

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SDGsの飼料が好評

飼料費の縮減や、SDGs(持続可能な開発目標)の取組みの一つとして、造園業者から剪定(せんてい)枝をいただいたり、食品を扱う企業や生産者から野菜の端材や規格外のものを寄付してもらっています。おからもそんな食材の一つです。

豆腐を作る際に出るおからは、良質なタンパク源としてゾウやカバなどに与えていますが、同じ草食獣であるケープハイラックスにも与えてみました。

初めは大人しか食べませんでしたが、何度か与えるうちに、警戒心が薄れ、子どもたちも食べるようになりました。今では我先にとおからに群がります。特に育ち盛りの子どもたちには、しっかり食べて大きくなってもらいたいです。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。