春の味覚

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旬のものを楽しむゴリラ

春は新緑の季節。ゴリラたちにとってもおいしいものが増える時季です。最近のおやつは、園内で獲れた新鮮な雑草の一種「カラスノエンドウ」。

父モモタロウ(20歳)と長男ゲンタロウ(9歳)は以前から大好物で、競うようにして食べます。数年前は興味すら示さなかった母ゲンキ(34歳)も、最近は必死に頬張っています。

去年は味見程度だった次男キンタロウ(2歳)=写真=も今年はモモタロウやゲンタロウに負けず、屋外グラウンドの天井で一生懸命カラスノエンドウをゲットしています。

その他にシラカシの新芽、タケノコなども大好物。少しずつですが、ゴリラたちに季節の旬のものを楽しんでもらっています。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。