カエルたちの春

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模様替えで繊細さ再認識

日に日に暖かい日が増えてきました。京都の森・展示室では、京都在来のカエルたちを展示していますが、冬期は展示場所が低温になるため展示を休止し、暖かいバックヤードで過ごさせています。春になれば展示を再開するのですが、その前にシュレーゲルアオガエル=写真=の展示水槽の土を入れ替え、苔(こけ)や植物も増やすなどカエルが過ごしやすいよう模様替えを行いました。

しかし、その影響のせいかカエルはあまり動かなくなり、餌も食べなくなってしまいました。良かれと思って行ったことが裏目に出てしまい、正直焦ったのですが、一週間ほどで食べてくれるようになりました。普段はあまり表情のないカエルですが、繊細な生き物なのだと再認識しました。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。