きれいな羽は準備中

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雄クジャク 繁殖期備え

インドクジャクの雄は繁殖期にきれいな羽を開いて雌にアピールします。その長い羽は「上尾筒(じょうびとう)」といい、毎年春から夏にかけての繁殖期が終わると全て抜け落ちてしまいます。

当園では雄のパクチー(21歳)=写真=が、4羽の雌と暮らしています。現在は来年の春に向けて少しずつ新しい上尾筒(じょうびとう)が伸びている最中。多い日には来園者から何十回も「羽を広げてー」とお願いされているパクチーですが、繁殖期でない今は、広げる羽が生えそろっていないのです。

来春には写真の2倍から3倍ぐらいの長さになります。上尾筒(じょうびとう)が生えそろい、羽を広げるようになる春を楽しみに待っていてくださいね!(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。