ゾウとの関係づくり

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交流し信頼獲得目指す

京都市動物園では、動物たちの健康管理のためにさまざまなトレーニングを行っています。特にゾウは体が大きく力も強いので、採血や足の手入れ、体重測定などを安全に行うには飼育員との信頼関係が欠かせません。

4月に1人の飼育員が担当に加わりました。まずはゾウたちに認識してもらうことから始まります。初めは鼻を振ってくるなど攻撃的でしたが、鼻が届かない位置から半年間、餌を投げ与え続けると、徐々に良い関係ができ、今では名前を呼べば寄ってくるようになりました=写真。

最終的には号令をかけて、言うことを聞いてもらえるようになるのが目標。今後もゾウたちとの交流を通し、信頼を得られるよう、努力していきます。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。