マガモのおばあちゃん

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歩きにくそう心配も

「京都の森」の中にある水禽舎(すいきんしゃ)で暮らすカモたちの中で最高齢なのが、18歳になったマガモのおばあちゃん=写真。目は白内障で歩きにくそうにしているため、来園者から心配されることもよくあります。

それでも、あえて隔離はしていません。カモは群れで暮らす鳥なので、仲間と離れてしまうと、不安になって、餌を食べずに弱ってしまうことがあるからです。餌のある場所まで上手に飛んで行って食事をしたり、好きな場所でゆっくり寝たりできる間は、静かに見守っていきたいと思っています。

動物園は新型コロナウイルス感染防止のため、当面の間、休園しています。ホームページで元気な動物の姿を紹介しますので、お楽しみください。

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。