開園中は寝て過ごし
昨年9月に来園したフタユビナマケモノ。雄で、愛称は「パチパチ」(年齢不明)といいます=写真。
当初は熱帯動物館中央のエリアにいましたが、ここでは冬の間、温度や湿度が低くて彼らの生活環境に適さないため、今は水槽で展示している沼ガメや陸ガメと同じエリアにいます。
ナマケモノはもともと夜行性。パチパチも開園時間のほとんどを沼ガメプールの天井にぶら下がって寝ているので、背中やおなかの毛しか見えません。少しでも皆さんにその姿を見ていただこうと、昼前後にガラス面近くで給餌しています。
気が向けばつるしてあるリンゴを食べに来るかもしれません。ぜひ会いに来てください。(京都市動物園)
京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。