ムササビの夏の過ごし方

20190913zoo

昼間は巣箱、涼求め移動も

夜行性動物のムササビ。当園内の「京都の森」で暮らすムサ(雄・11歳)=写真左=とチイ(雌・10歳)=同右=も昼間は巣箱の中で仲良く寝て過ごしています。

夏は巣箱の中が暑苦しいのか、ムサは一部が網状になっている別の巣箱へ、いつの間にか移動しています。蒸し暑い日ほど早い時間帯に移動しているようで、彼の中で耐えられなくなる限界があるのかもしれません。

一方、チイは我慢強いようで暑くても同じ巣箱にとどまり、ムサが出て行った後も仰向けで寝ています。日中はほとんど姿を現さない2頭ですが、14日から3日間行われる夜間開園では活発に動き回る姿が見られます。ぜひ会いに来てくださいね。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。