成長するゴリラの母と子

20190705zoo

生後6カ月のキンタロウと母ゲンキ

生後6カ月を過ぎた雄ゴリラのキンタロウ=写真右。体が小さく、皆さんから心配されていますが、最近は母乳だけでなく、担当者が柵越しに与えるミルクや果物なども口にするようになりました。

初めは「私の息子に何するの!」と怒っていた母親のゲンキ(33歳)=写真左=も今では慣れて、怒らなくなりました。そして、これまで歩く時には常に片手でキンタロウを抱えていたゲンキが、自力でおなかの毛をつかませて歩く姿をよく見るようになりました。

キンタロウは、まだ這ったり歩いたりすることはないものの動きは活発で、ゲンキのガードも少し緩んできた感じがします。ゆっくりですが、子も母も着実に成長しています。(京都市動物園)

 

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。