植物園からの贈り物

20190621zoo

緑の暮らしへ、倒木を活用

野生動物は食べたり休んだりと、いろんな形で木や草などの植物を利用します。当園の動物たちにも、緑のある暮らしは大切です。

しかし、グラウンドに木を植えても、すぐに食べたり折ってしまったりと、緑を保つことは簡単ではありません。昨年の台風時の倒木やせん定した枝を京都府立植物園から提供していただき、動物のために有効利用する取り組みを始めました。

ジャガーやヨーロッパオオヤマネコ、ツキノワグマのグラウンドに、さまざまな動きを引き出せるよう丸太を設置したり、葉を食べる動物たちには食べ物や隠れ場所として枝葉を与えたりしました。こうした連携を通して、彼らの暮らしを豊かにしていきたいと思います。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。