ニホンリスの赤ちゃん

20190607zoo

成長の様子、見守って

当園「京都の森」で暮らすニホンリスの赤ちゃんが、巣箱の外へ出るようになりました。彼らは毛が生えていない状態で生まれ、巣の中で母親に育てられます。生後約40日でようやく巣穴から顔を出すようになります。

見た目はすっかりリスの姿で、一人前におとなと同じ餌も食べられますが、動きにはまだあどけなさがあります。また体全体は夏毛で、耳の先には冬毛の特徴である「房毛」があります。

普段は巣箱の中で過ごしていることが多いのですが、午前中の早い時間帯は外で活動していたり、暑い日には巣箱の上でのびたりしている姿が見られるかもしれません。日に日に成長する様子を温かく見守ってくださいね。(京都市動物園)

京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。